イベントで用意するCDについて【現役舞台スタッフからのお願い】



イベントで使うCDについて

イベントを行う際、BGMや演出効果のためにCDを作って音響さんに渡すことありますよね?
今回はそんな“単純にCDを焼いて渡すだけ”になりがちな「音源製作」について、舞台監督の立場からお話しようと思います。

まず、あまりにも多いミスを一つ挙げておきましょう。
それは…

“使う音源をCD1枚に焼いてくる”です。

わからない方には本当に???なことだと思いますが、これから説明しますね。

CDデッキにCDを入れ込んで、一曲目を再生します。
そして良いところでドラムロールを入れたいとします。

多くの方は…
トラック1:BGM
トラック2:ドラムロール

というCDの作り方をします。

実はこれでは気持ちの良いカッコ良い演出にはなりません。

演出ってどんなの??

想像してください。
トラック1のBGMがかかっていて、ドラムロールを流すギリギリまで引っ張るとします。

MCのコメントで言えば…
「それでは発表します!見事栄冠を勝ち取ったのは!!」
…ドコドコドコドコ〜、、ですよね。

この時、BGMは恐らく「勝ち取ったのは!!」の、「は!!」まで引っ張ってフェードアウトするのが綺麗かと思います。
そして間髪を入れずドラムロールが鳴る!

どうですか?
それっぽいシーンが思い描けたのではないでしょうか。

なぜ1枚ではダメなのか

では話を元に戻して、何故一枚のCDに焼いてしまうと上手くいかないのか。
もうお判りの方もいらっしゃるでしょう。

そうです。
トラックチェンジで発生するタイムラグです。

このトラック1からトラック2に移す時に、どうしても読み込み時間が数秒必要になります。
たった数秒ですが、イベント演出における数秒は永遠に等しい程に長いのです。

ではどう対処すれば良いのか。
これももうお判りですよね。

“CDを分けて焼いてくる”です。

単純にそれだけの事なんですが、経験上7〜8割くらいの主催者は1枚に焼いてこられます。
これ、音響さんも結構困るんです。
そして舞台監督の立場としても、良いタイミングでCue(合図)を振っても、良いタイミングで音が出ないという事になります。

みんなが幸せにイベントを進められるように、これからは音源を分けて焼いて渡すことを心がけましょう!

終わりに・・・

まぁ、単純に1枚に焼いて、コピーを作成すれば良いだけの話ですけどね。笑